シンガポールではMRT(地下鉄)を活用してうまく観光しよう!
2017/05/24
どうも!kekureです!
シンガポールでの移動手段って迷いますよね。私は先日シンガポールに旅行に行ってきたのですが、当日までどうやって移動するか決め切れていませんでした。(後述)
選択肢としては、
- タクシー
- MRT(地下鉄)
のどちらかにしようと思っていたのですが、結果的にはMRTの使い勝手が良すぎて結局タクシーは一度しか使いませんでした。
今回は、MRTの切符の買い方やMRTの乗り方などについてご紹介しようと思います。
MRTとは?
MRTとはMass Rapid Transitの略で、シンガポールでは地下鉄のことを指します。(ほかの国では地下鉄じゃないケースもあります)
運賃も最も短い区間で1ドル行かないくらいだったので、非常に安価な交通手段として重宝します。
また、シンガポールの主要なところには路線が張り巡らされているため、ある程度の範囲であればMRTで不自由はしません。
※シンガポールのどこかの駅で撮影
MRTの切符について
MRTの切符は3種類あります。
- 通常の切符
- EZ-Linkカード
- シンガポール・ツーリスト・パス
スタンダードチケット
通常の切符は「スタンダードチケット」と呼ばれていますが、日本の切符とは少し異なる点があります。
それは、
- チャージして使う(6回まで)
- 10セントのデポジットが含まれている
という2点になります。
6回使うとデポジット分の10セント分が割引されて返還されます。
旅行期間中にMRTに乗る機会がそこまでないのであればスタンダードチケットで十分かと思いますが、個人的には毎回チケット代金を払う必要があるため、あまりお勧めはしません。
EZ-Linkカード
こちらは、お金をあらかじめチャージして乗るタイプのチケットになります。
SuicaとかPasmoなどの電子マネーをイメージしてもらえればいいかと思います。駅の窓口での購入のほか、セブンイレブンでも購入することが出来ます。
タイプは二種類で、駅で購入する場合は、15ドル(内5ドルがカード本体代金)、セブンイレブンで購入する場合は12ドル(内5ドルがカード本体代金)かかります。
どちらで購入しても、カード本体代金の5ドルは返ってきません。そのため、一度しかシンガポールに行かないのであれば、EZ-Linkカードを買ってしまうとその後の用途がないために、5ドル分もったいないことになるかもしれません。
ただ、EZ-Linkカードであれば、20%の割引料金で乗ることが出来るため、滞在日数が長く、乗る回数が多いのであればお得になるかもしれません。
ちなみに、私はシンガポール滞在中はEZ-Linkカードを使用してMRTに乗りました。購入したのは、ベイフロント駅のセブンイレブンです。
店内を探しても見つからなかったので店員に聞くと、カウンターの中から出してもらえました。
け・・・ケロッピー。私は別になんでもよかったのですが、柄が気になる方は購入の際に注意してください。
シンガポール・ツーリスト・パス
こちらは、MRT、バスが乗り放題になるチケットです。1日券~3日券まで選択肢があり、それぞれ金額が異なります。
1日券:20ドル
2日券:26ドル
3日券:30ドル
また、それぞれ10ドルのデポジットを含んでいるため、発行日から5日以内であればカードを返却することで10ドルの返金を受けることが出来ます。
3日券であれば、実質20ドルで3日間MRT,バスが乗り放題になるので、使いこなせれば非常にお得です。
MRTの乗り方
MRTに乗るのは簡単です。
MRTの駅にいることが前提ですが、そこでやることとしては、
- 目的地に行くために何番に向かえばいいか確認する
- 目的地までのチケットを購入する
の二点だけです。
目的地に行くための番号?
と疑問に思うかもしれませんが、シンガポールのMRTでは、目的地までの番号をたどればそれで行けちゃうんです。
例えば、マリーナベイサンズのあるベイフロント駅から繁華街のオーチャードまでMRTで行く場合はを考えます。
上の図のスタートがベイフロントで、ゴールがオーチャードです。
オーチャードまでは乗り換えが必要なので、まずはニュートン駅に向かいます。その際は、青の路線で行くのですが、どこに行けばいいかはその先の番号を見ればわかります。
この場合、ベイフロントから見て、ニュートン方面の路線の最後の駅に書いてある番号は11番(赤丸の1番付近)なので、ベイフロントでは11番のホームに行ってそこに着いた電車に乗ればOKです。
ちなみに、ホームにはこんな案内板もあります。
慣れないうちは、ホームのこの案内板を見て、自分の乗り換えたい駅があるかどうか確認したほうが安心ですね。
その後、ニュートンに付いたら乗り換えなのですが、その際も次に乗る電車は番号を見れば大丈夫です。
ニュートンからみて、オーチャード方面の最後の駅に書いてある番号は5番(赤丸の2番付近)なので、ニュートンでは5番のホームを探せばOKです。
自分の行きたい番号のホームが探せなかったらどうしよう・・・
と思うかもしれませんが、いたるところに案内看板があるので、迷う心配もほぼほぼありませんし、最悪迷っても人の流れに乗っていけば何とかなります。
注意点としては、基本的には駅の改札を出ることなく乗り換えはできたはずですが、ニュートンでは一度改札を出た記憶があるので、乗り継ぎであっても改札を出ることもあると覚悟しておいたほうがいいかもしれません。
さいごに
この中で、私が使ったのはEZ-Linkカードです。(EZ-Linkカードの部分でケロッピーの画像載せてるのでわかりますよね)
理由としては、シンガポール滞在が4日間と微妙な長さだったことが最も大きいです。
シンガポールツーリストパスを購入してもよかったのですが、そうなると無駄な日が出来てしまいますし、そもそも3日間フルで動き続けるなんてそうそう無理な話です。
シンガポールは熱帯です。年中あついです。1日歩いまわるだけで体力消耗しちゃいますもの。
また、チケットが切れた残りの1日は確実に空港までMRTを利用することになるので、その日だけスタンダードチケットというのももったいないですし。
なので、当初の予定としては、
- 基本的にはMRTを使う
- 駅から離れているところにはタクシーを使う
と決めていました。
そのため、シンガポールツーリストパスを買ってしまうと「意地でも使い倒さないともったいない」と思ってしまいそうだったので、無理をし過ぎないためにもEZ-Linkカードにしておきました。
ただ、予想外にMRTに乗るのがわかりやすくて利便性も高かったので、結局タクシーを利用したのは初日に空港からマリーナベイサンズに向かうときだけでした。
初日は大きな荷物を持っていましたし、MRTに慣れていないなかで変に迷ったら動きが取りづらいと思ったのでタクシーを利用しましたが、最終日にチャンギ空港へ向かう際はMRTで大丈夫でした。
ある程度人数がいればタクシーの方が動きやすいかとは思いますが、少人数の場合はMRTの方が節約になりますしおすすめです(*‘∀‘)
それでは!kekureでした!