プレミアムクラスで元を取るためにはどうすればいい?【ANA】
ANAのプレミアムクラスは普通席よりも金額が高いです。
どれくらい高くなるのかは時期や路線によって変わりますが、せっかくであれば元を取りたいと考えてしまいませんか?ちょっと関西の血が混じっている私としては、心をよぎる瞬間もあります。
そこで、普通席とプレミアムクラスの運賃差額を他のサービスで取り戻すなら、どうすればいいかを考えてみたいと思います。
(あくまで考えるだけですよ!)
スポンサーリンク
目次
プレミアムクラスと普通席の運賃
比較する条件は以下の通り
- 東京(羽田)→那覇のANA461便
- 1月中のフライト
- 最安値の運賃で比較
- プレミアム旅割28と旅割75で比較
利用する方が多いと思われる、「東京(羽田)→那覇」の路線で、もっとも早朝の便がANA461便です。この便にした理由としては、沖縄滞在時間を延ばすのであればこの便が最有力であろうということと、運賃の面からしても、ANA461便が最安値のためです。
プレミアムクラス(旅割28) | 普通席(旅割75) | |
ANA461 | 24,800円 | 11,600円 |
プレミアム旅割28と普通席の旅割75の運賃の差は13,200円ということになりました。
プラミアムクラスで受けられるサービス
プラミアムクラスでは、普通席にはない様々なサービスを受けることが出来ます。
まずは、それらのサービスのうち、金額換算できるものを計算しておきます。
機内食
プレミアムクラスでは、1時間20分を超えるフライトの場合、必ず機内食が出ます。提供される時間帯によって、
- プレミアムGOZEN
- プレミアムSABO
の二種類があるとともに、プレミアムGOZENの内容も、出発空港や提供時間帯によって中身が変わります。
これらは、私がプレミアムクラスを利用した際に出していただいたものです。
実は、事前に予約することで、普通席であっても機内食をいただくことが出来ます。ただし、追加料金が必要で、1,800円かかります。(プレミアムクラスの場合は無料)
ANAラウンジ
ANAラウンジとは、ANAの上級会員向けに解放されているラウンジなのですが、プレミアムクラスを利用する場合はANAラウンジを使えます。
また、羽田空港のANAラウンジに限り、「ANA MY CHOICE」にてお金を払うことでラウンジを利用することもできます。金額は3,100円です。
手荷物増量
普通席の場合、手荷物は20kgまでですが、プレミアムクラスの場合は手荷物を40kgまで無料で預けることが出来るようになります。
普通席で40kgの手荷物を預ける場合、20kgの超過料金が必要になります。ANAのホームページによると、11kg~20kgの超過は、一律3,500円が必要になるとのことなので、これをプレミアムクラスの差額とします。
元を取るには・・・
さて、これまでをまとめると、
機内食 | 1,800円 |
ANAラウンジ | 3,100円 |
手荷物超過 | 3,500円 |
計 | 8,400円 |
ANA461便のプレミアムクラスと普通席の差額は13,200円です。ここまでの差分は、4,800円です。
残された選択肢はドリンクだけ。元を取るには、ドリンクでこの4,800円の穴を埋める必要があります。
ドリンク一覧
まずは提供されるドリンクに何があるのかを確認しておきましょう。
スパークリングワイン
- コドーニュ・クラシコ・ブリュット
白ワイン
- ドメーヌ・セントポール・IGP・ペイドック・シャルドネ
赤ワイン
- シャトー・バルドス 2014
- シャトー・マルタン・キュベ・ドゥラ・マルソドリー 2012
日本酒
- 久慈の山 純米
焼酎
- 心水(もとみ)芋焼酎
ビール・ビール系飲料
- アサヒ スーパードライ
- サントリー ザ・プレミアム・モルツ
- キリン 一番搾り
- サッポロ プレミアム ヱビス
- オリオンビール
- サントリー オールフリー/ノンアルコール
ハイボール
- 角ハイボール
温かいお飲み物
- ANAオリジナル コーヒー
- TWG Tea ロイヤルダージリンティー
- 緑茶 "八女茶"
冷たいお飲み物
- 温州みかんジュース
- 野菜系ジュース
- コカ・コーラ
- コカ・コーラゼロ
- ペリエ
- 冷緑茶
- アップルジュース
- ミネラルウォーター
スープ
- きのこポタージュスープ
- ANAオリジナル ビーフコンソメスープ
これらの市場価格を調べて表にしたものがこちらです。
※Amazonや楽天で売っているものは、それぞれの最安値を用いました。ビールなどはスーパーの方が安いでしょうけど、ネットで確認できる価格で計算しました。また、赤ワインの「シャトー・バルドス 2014」などは、ネットで価格の確認はできませんでした。そのため、空白にしてあります。
調べた結果、もっとも単価が高くなりそうなのが、
- シャトー・マルタン・キュベ・ドゥラ・マルソドリー 2012
という結果になりました。提供される量を200mlで計算すると、7杯いただけばプレミアムクラスの元を取れる計算になります。
プレミアムクラスの元を取る方法まとめ
プレミアムクラスと普通席の差額は13,200円です。
プレミアムクラスが普通席と異なるサービスのうち、金額換算できるものが以下の通りです。
機内食 | 1,800円 |
ANAラウンジ | 3,100円 |
手荷物超過 | 3,500円 |
計 | 8,400円 |
また、上記以外にも、ドリンク飲み放題という特典もあります。結論としては、赤ワインの「シャトー・マルタン・キュベ・ドゥラ・マルソドリー 2012」を7杯飲めばトータルで13,200円を超えるという計算になりました。
という計算になったものの・・・私はやりません!ペリエ専門なのでorz
ペリエ77杯は無理っす(´・ω・`)
個人的には、プレミアムクラスとは「お金に代えがたいプレミアムな空間を堪能するという建前のもとに、プレミアムポイントを稼ぐために乗るもの」だと思っているので、元を取るという考え方自体がナンセンスかもしれませんね。
それでは!kekureでした!