子どもと飛行機の乗るときって何をしたらいい?3歳未満の子供がいる場合の飛行機に乗る流れを徹底解説
2017/11/30
小さな子供を連れての家族旅行はいろいろ気を使わないといけない面も多く、夫婦二人の旅行とはいろいろと勝手が違うものです。
特に、普段飛行機に乗り慣れていない人が飛行機を利用して家族旅行を行うとなると、いろいろと予想だにしないことも起こることでしょう。
そこで、私が1歳の子供を連れて家族で旅行した経験をまじえつつ、3歳未満の子供がいる場合に飛行機の航空券を自分で取得する方法から、実際に空港でやるべきことなどをまとめました。
目次
予約~飛行機に乗るまで
予約
ANAやJALの場合、3歳未満の子供で座席を利用しなくてもよい場合(飛行中子供を大人の膝の上に乗せる場合)は航空券を別途手配する必要はありません。
ただし、大人の航空券を予約する際には子供がいる旨伝える必要があります。
ANAで航空券を予約する場合、まずは飛行機に乗る人数の確認があります。
カテゴリは、
- 大人
- 小児(3~11歳)
- 幼児(0~2歳)
に分かれているため、子供用の航空券を購入しない場合でも幼児の人数は入力する必要があります。
ちなみに、0〜2歳であっても座席が必要な場合は小児運賃を選択します。実際の年齢よりも、座席が必要か否かで小児と幼児のどちらにするか選択するイメージです。
※ただし、0~1歳の座席を確保する場合はネットでは購入できないので注意が必要です。
eチケットの取得
予約が完了したら、eチケットの取得をしておきましょう。
iPhoneの方であれば、walletに入れることができます。
一つを選択すると下図のような二次元バーコードが出てくるので、こちらを手荷物カウンターで提示すればOKです。
walletで取得するのは、代表者の分だけで大丈夫です。ANAカードをお持ちの場合は、念のため当日持っていかれることをオススメします。
国際線の場合は、walletに入れることが出来ないため、eチケットをpdfなどで保存しておくとよろしいかと思います。
空港でやること
空港に着いたらまずやっておきたいのが手荷物を預けることです。
子供連れだとただでさえ子供に手が取られるのに、スーツケースなどの手荷物があるとそれだけで身動きがとりにくいです。
早めに手荷物を預けて身軽になってから空港散策しましょう!
手荷物を預ける流れは以下の通りです。
- チェックインカウンターの列に並ぶ
- 預ける手荷物をX線検査係員に渡す
- 検査後シールが貼られた手荷物を受け取る
- 手荷物をカウンターまで持っていく
- カウンターで手荷物を渡し、eチケットを提示する
- 紙の搭乗券と手荷物の半券を受け取る
列の流れについていけば問題ないのですが、1点補足すると、幼児がいる場合は、幼児用の搭乗券も一緒にもらえます。
こんな搭乗券がもらえます。
座席を予約した際に、どの保護者の膝の上に幼児を座らせるのか選べるのですが、その際に選んだ保護者と紐づいているため、一緒に保管しましょう。
私が名古屋でチェックインした際はペアであることを忘れさせないためなのか、ステープラーで綴じられてしまいました。
保安検査
保安検査に慣れていないと、検査直前でいろいろとバックなどをガサガサ漁ることになるため、保安検査の列に並んでいる間に注意事項を読んでおきましょう。
自分の番が来る前に保安検査のかごに入れておきたいところです。
意識すべきところは以下の項目です。
- 危険物は持ち込めないので保安検査入り口の透明なごみ箱?に捨てる
- PCやスマホはバッグから出す
- 身に着けている金属類はすべてかごに入れる
- ペットボトル飲料はすべてバッグから出す
- 搭乗券を出しておく
保安検査では搭乗券を機械にタッチしますが、この際に幼児用搭乗券がある場合は、紐づけられた保護者の搭乗券と連続でタッチする必要があります。(ANA地上係員さんにそう説明を受けました)
また、保安検査を受ける人が子供と一緒に手続きする必要があるため、誰の航空券に幼児を紐づけたかを頭に入れておくといいでしょう。
ただし、余談ですが、私が家族旅行をした際、子供を妻に預けたまま私が幼児用搭乗券をもって保安検査を受けようとしたら、別の保安検査の列に行った妻から幼児用搭乗券を妻に渡すように言われました。
妻の搭乗券と幼児用搭乗券は紐づいていないはずなので、厳密にはどの搭乗券と紐づいているということは重要ではないのかもしれません。
搭乗手続きまでの暇つぶし(セントレア空港編)
保安検査がどれほど混雑するかは飛行機に乗り慣れていないと予測できないため、ある程度早めに手続きをされることをおすすめします。
ただ、手続きが早ければそれだけ搭乗手続きまでの時間が余ることになります。
そんな時にいい感じに暇をつぶせたのが「こどもの広場」でした。
こんな遊具があるだけなのですが、息子はハイテンションで遊んでくれたので搭乗手続きまで暇をしなくてよかったですよ。
場所はこちらです。
保安検査場を過ぎたら、突き当りを左に進み、坂を下っていくと右手に見えてきます。
結構目立つのでまず見落とすことはないでしょう。
搭乗手続き
ANAにもJALにも事前改札サービスというものがあります。
これは、ちいさな子供を連れた方や、高齢の方、障害をお持ちの方を一般のお客様よりも先に搭乗手続きさせるサービスです。
事前改札サービスが始まるのは飛行機が出発する20分前くらいなので、そのくらいになったら搭乗口近くに行かれるのをおすすめします。
※搭乗手続きの際には、保安検査を受けた際にかざした搭乗券と同じものでしか手続きができません。
機内乗りこみ~降機まで
機内にて
子供連れ旅行で最も危惧するのが子供が飛行中に泣くという事でしょう。
幼児であれば寝かせてしまうのが楽なのですが、なかなかそううまくいくものでもありませんので、できる限りのことはしておきます。
- 遊び道具やおやつを厳選して用意
- 飲み物を用意
- 疲れさせておく
遊び道具やおやつを厳選して用意
なるべく機内で泣き出さないように、興味を引くおもちゃを厳選して家から持って行っておきます。
慣れない飛行機でドキドキするのは大人だけではありません。そんな中でいつもの自分を取り戻させるためにも、普段から慣れ親しんだおもちゃがあるとないのとでは天と地ほどの差があります。
また、CAさんが気を利かしておもちゃを持ってきてくれることもありますし、ソラシドエアの場合は絵本を借りることができる(ANAも可能かも)ので、様々な方法で興味を引いて楽しんでそらの旅を終えられるといいですね。
おかしをしこたま用意するのも同じ目的です。
飲み物を用意
飲み物を用意するのは、水分摂取するという意図もありますが、子供は耳抜きをするのがうまくできないことがあるため、離陸時と着陸時は耳抜きをさせるために水分をあげるものよろしいかと思います。
ある程度大きくなれば飴をなめさせておけばいいかと思いますが、飲み込んでしまう危険性がある年ごろだと、飲み物を飲ませるくらいしか対処法がないでしょう。
疲れさせておく
最も楽なのは飛行中ずーーーーっと寝ていてもらうことです。
なので、事前に疲れさせておいて飛行機が動き出す前に親の腕の中で寝てくれるのが理想ですね。
ちなみに、私が家族旅行をした際は、往路も復路も妻の腕のなかでぐっすりでした。
・・・妻の腕が子供の重みでえらいことになっていたのはいうまでもありませんが。
着陸後
着陸後は降機するわけですが、おおまかに、座席が機体前方の場合と後方の場合とではとるべき行動が変わってきます。
座席が前方の場合
座席が前方の場合は先に降りてしまったほうが楽です。子供がいつたいくつになって泣き出すかわかりませんし、もしかしたらおむつを替えてくれとせがんでくるかもしれません。
飛行機さえ降りてしまえばトイレもありますし、ポイントポイントで椅子なども置いてあるため、早めに降機できるならそれに越したことはないです。
座席が後方の場合
逆に、機体後方の座席の場合はある程度人が掃けていくまでは座席に座ったままで子供をおもちゃで遊ばせておいたほうがいいでしょう。
降機の列ってなかなか進まないものです。子供を歩かせるには狭くて危ないですし、かといって抱っこしてゆっくりあるくのはしんどいものです。
どうせ早く降りても荷物が流れてくるまでは外に出られないのだからと割り切って、座席に座って待つほうがよろしいかと思います。
中途半端が一番しんどい
中途半端に行動するのが一番しんどいですね。
立った状態で降機の列に加わっているものの、なかなか列が進まないことにイライラ・・・
そんなイライラを子供が察知して泣き出したり・・・
楽しいはずの旅行が残念な気分で始まらないようにしたいものですね。
さいごに
小さい子供を連れて旅行するのは色々と不安があります。
慣れない飛行機に乗ることでもストレスが貯まります。少しでも不安要素を減らすためにも、準備できることはやっておきたいところですね。
飛行機に乗る手順を詳細に書くことで、当日の流れをイメージしていただければと思い記事を書きました。
多少くどい説明の部分もあるかと思いますがご容赦ください。
それでは!kekureでした!