ANA VISAワイドゴールドカードの審査やメリットまとめ!20代の私でもすんなり発行できた秘訣とは?
2017/11/30
ANA VISAワイドゴールドカードの審査に通過しました。
以前は、30歳未満は審査すら受けられなかったようなので、20代の私がカード発行申し込みをするのは賭けだったのですが、無事にカードを発行することができました。
ANA VISAワイドゴールドカードの審査に通過した流れやメリット、スーパーフライヤーズカードを狙うなら絶対に手に入れておきたい理由などまとめてみました。
スポンサーリンク
目次
- 1 ANA VISAワイドゴールドカードの審査の流れ
- 2 20代でもANA VISAワイドゴールドカードを発行できた理由
- 3 ANA VISAワイドゴールドカードの年会費などを整理
- 4 ANA VISAワイドゴールドカードが届いたらやること
- 5 ANA VISAワイドゴールドカードのキャンペーン一覧
- 6 ANA VISAワイドゴールドカードで使えるラウンジは?
- 7 ANA VISAワイドゴールドカードに付帯する保険
- 8 スーパーフライヤーズカード(SFC)を取るならANA VISAワイドゴールドカードから切り替えがオススメ
- 9 ANA VISAワイドゴールドカードのメリットまとめ
ANA VISAワイドゴールドカードの審査の流れ
私がANA VISAワイドゴールドカードのカード発行申請を行ったのが11月2日の昼ごろでした。口座振替設定をしないと時間がかかるため、申し込みのタイミングで振替口座の設定も行いました。
その後、2日後の11月4日の昼過ぎには審査通過のメールが届きました。カード自体の発送は2営業日後ということだったのですが、結局カードが届いたのは翌週の11月10日でした。
ANA VISAワイドゴールドカードの審査の口コミなどを見ると、審査に時間がかかる印象だったので、わずか2日で審査が終わったため驚いた記憶があります。(11月3日は祝日のため実質丸1日で通過。)
その後、カードが届く前にVpassの設定連絡のメールが届きました。三井住友カードは他にも持っていたので、既存のVpassでログインすると、カードを連携することができました。
アクション | タイミング |
申し込み | 11月2日 昼ごろ |
審査通過連絡 | 11月4日 昼過ぎ |
Vpassメール | 11月7日 昼ごろ |
カード到着 | 11月10日 昼過ぎ |
カレンダーで見るとこのようになります。
申込み時のカード発行状況
ANA VISAワイドゴールドカードに申し込んだ時点でのカード発行状況をまとめておきます。
発行カード | 申請日時 |
ソラチカカード | 8月31日 |
イオンカードセレクト | 9月25日 |
クレジットカードを多重発行すると、その後審査に通りづらくなるというのはよく見る話ですが、私も何枚かカードを既に発行していたため審査に通るかは賭けでした。
本来は、10月には発行したかったのですが、ゴールドカードの場合特別な審査があるということなので、3か月連続でカードを発行すると不利かと思い、11月に入ってから申請しました。
申込み時条件記入
申し込み時に記入する個人情報(年収など)はこのように記入しました。
仕事 | 会社員 |
年収 | 400万円 |
保有資産 | 200万円 |
キャッシング | その他(キャッシングなし) |
リボ | しない |
職業については、実際の勤め先を正しく記入し、電話番号ももちろん直通の番号を記入しました。年収についてはある程度実績に近いもので、保有資産については、嘘ついてもばれないところですが、とりあえず正直に(少な目に)記入しました。
キャッシング枠を付けると、後々消してもらう必要があることと、カードの審査に通りづらくなるため「その他」を選択して付けませんでした。
リボ払いについても、不利になると嫌だったのでカード申し込み時点では付けませんでした。ただし、マイペイすリボの設定をしておくと年会費が安くなるため、Vpassのログインができるようになった時点でマイペイすリボに申し込みました。
スポンサーリンク
20代でもANA VISAワイドゴールドカードを発行できた理由
以前は、ANAゴールドカードは30代がカード発行対象でした。今でこそ20代から申し込みができますが、それでも20代でゴールドカードを発行するハードルは高いように思います。
ここからはあくまで推測ですが、20代の私がANAゴールドカードを発行できた理由を考察してみます。
カード利用履歴
クレジットカード会社は、CICという信用情報機関に情報を照会することで、カード発行の申し込みをしてきた人のカード使用履歴を見ることができます。
今回の場合ですと、三井住友カード㈱(ANA VISAワイドゴールドカードの発行元)が私のカード使用履歴を見てカードの審査を行うわけです。
直近の私のカードの使用履歴は、「ソラチカカード」と「楽天カード」で10万づつくらい使っていました。そのため、ちゃんとクレジットカードを使っているという印象があるため。これはプラスに働いたのではないかと思います。
三井住友カードユーザー
メインで使っていたのは「ソラチカカード」と「楽天カード」ですが、実は「三井住友カード」も持っていました。
正確には、期限切れのクレジットカードを使い続けていたという表現の方が正しいのですが。
※期限切れのクレジットカードを使い続けた経緯はこちらをご覧ください。
一応期限切れであってもクレジットカードを使っていたことには変わりはありません。
私が大学生のころから使っているため、継続期間は10年以上になります。その間、ずっと三井住友カードを使って遅延もせずに支払を続けていたため、それが評価につながったのではないかと考えられます。
20代でも発行でた考察まとめ
20代でもANA VISAワイドゴールドカードを発行できた要因としては、上記の2つが挙げられるかと思います。
今からANAゴールドカードの発行を目指す方で、審査に通りやすくするのであれば、
「三井住友カードを使ってクレジットヒストリーを積む」
ということが有効ではないかと思います。
ぶっちゃけ、年収400万の自分がANAゴールドカードを作れたのも、たまたま三井住友カードを使い続けていただけだと思いますし。
継続して三井住友カードを使い、優良顧客として認識してもらうことができれば、ANAゴールドカードの発行も現実味を帯びてくるかと思います。
ANA VISAワイドゴールドカードの年会費などを整理
ANAゴールドカードにはVISAの他にJCBやMASTERCARDなどもあります。
そのため、マイルを貯めるためならANAゴールドカードじゃなくてもいいのではないか?ということも考えられます。
いくつか選択肢がある中で、私がANA VISAワイドゴールドカードを発行したのは圧倒的に年会費がトータルで見て安いくなるからです。
- ANAワイドカード(VISA)
- ANA VISAワイドゴールドカード
- ANA JCBワイドゴールドカード
を比較することで説明します。
ANAカードの年間維持費
(単位:円:税込) | ANAワイド(VISA) | ANAVISAゴールド | ANAJCBゴールド |
年会費 | 7,830円(初年度無料) | 15,120円 | 15,120円 |
マイペイすリボ | ▲1,053円 | ▲3,780円 | - |
WEB明細 | - | ▲1,080円 | - |
マイル移行手数料 | 6,480円 | 無料 | 無料 |
年間維持費 | 13,257円 | 10,260円 | 15,120円 |
家族カード(割引後) | 1,053円 | 2,700円 | 4,320円 |
ボーナスマイル | 2,000マイル | 2,000マイル | 2,000マイル |
VISAカード系列の強みは、マイペイすリボとWEB明細にすることで割引が適用されることです。一般カード、ワイドカードではどちらか一方しか割引が適用されませんが、ANA VISAワイドゴールドカードでは、両方を適用できるため、割引幅が4,580円まで上がる結果、ANA JCBワイドゴールドカードよりも年間維持費がかなり低くなっています。
また、同じVISAでも、ワイドカードではマイル移行手数料が必要になるため、年会費だけでなく手数料も含めたトータルの維持費で考えると、ANA VISAワイドゴールドカードの方が維持費が安いということになります。
※WEB明細の割引が適用されるのは、カード発行の翌年度以降になるため、初年度の年間維持費は11,340円になります。
私がこのことを忘れていたため電話できいてしまうという失態を犯してしまいました。
ANAカードのクレジットカードのポイントは、1,000円利用で1ポイント貯まりますが、クレジットカードのポイントをマイルに移行する際に二通りのコースがあります。
- 5マイルコース
- 10マイルコース
コース名の通り、5マイルコースでは、1ポイントを5マイルに、10マイルコースでは1ポイントを10マイルに移行することができます。
しかし、5マイルコースの場合手数料はかかりませんが、10マイルコースの場合、マイルの交換に6,480円が必要になります。(一度交換したら、交換申請時点から1年間は手数料が再度かかることはありません)
この10マイルコースでポイントをマイルに変えるときにかかる手数料がマイル移行手数料です。
三井住友カード独自のボーナスポイント
ANA VISAワイドゴールドカードでは、年間のカード利用額に応じて、翌年度にボーナスポイントをもらえる制度があります。集計期間が、2月~翌年1月なので注意が必要です。
ステージごとのボーナスポイント一覧
決済金額 | ステージ | ボーナス |
300万円以上 | ![]() |
50万円で300ポイント 以降10万円ごとに60ポイント |
100万円以上300万円未満 | ![]() |
50万円で150ポイント 以降10万円ごとに30ポイント |
50万円以上100万円未満 | ![]() |
50万円で100ポイント 以降10万円ごとに20ポイント |
マイペイすリボでポイント二倍
ANA VISAワイドゴールドカードでは、マイペイすリボを設定することで、カード決済における獲得ポイントを二倍にすることができます。(二倍になり増える分はボーナスポイントとして獲得)
ポイント二倍になる金額は?
自分も勘違いしていたことなのですが、マイ・ペイすリボで二倍になるのは、その月の請求金額に対してであって、リボ払いの対象となった金額ではないということです。
月に10万円使ったと仮定します。リボ払いの設定を9万円にした場合のポイントは以下のようになります。
ボーナスポイント | |
正解 | 100ポイント(10万×0.1%) |
間違い | 10ポイント((10万 - 9万)×0.1%) |
なので、手数料を低く抑えるためには、支払設定額を請求額に限りなく近くする必要があります。
マイ・ペイすリボ活用の流れ
マイ・ペイすリボを活用する基本的な流れとしては、
- 支払設定額を低めに設定
- 請求額が確定したら、支払設定額を引き上げる
という流れになります。
例えば、毎月10万円は使うだろうという方の場合は、支払設定額を8万円くらいにしておきます。その後、請求額が確定したら、請求額ギリギリまでリボ払いの金額を引き上げる(臨時増額を行う)という流れです。
こうすることによってリボ払いによって発生する金利を少なくしつつ、獲得ポイントを二倍にすることができます。しかし、引き落とし口座によってはこの方法が使えない可能性があるため注意が必要です。
確認したい引き落とし口座
マイ・ペイすリボの臨時増額には期限がありますが、カード請求金額の引き落とし口座によって、臨時増額申請期限が変わるため、必ず確認する必要があります。
支払口座 | 申し込み期限 | |
毎月10日引落 | 毎月26日引落 | |
三井住友 | 支払い日の2営業日前 | |
セブン・ゆうちょ・楽天・横浜・福岡・福島・もみじ | 支払い日の4営業日前 | |
三菱東京UFJ・りそな・埼玉りそな・ジャパンネット・北海道・青森・荘内・東邦・群馬・常陽・筑波・千葉・東京都民・第四・八十二・静岡・清水・三重・近畿大阪・但馬・広島・山口・阿波・四国・西日本シティ・北九州・北洋・きらやか・東和・京葉・東日本・神奈川・大光・静岡中央・第三・関西アーバン・みなと・香川・高知 | 支払い日の5営業日前 | |
みずほ・ソニー・七十七・池田泉州・南都・百十四・佐賀・みちのく・秋田・北都・山形・東北・武蔵野・千葉興業・山梨中央・富山・北國・福井・スルガ・大垣共立・十六・百五・滋賀・京都・鳥取・山陰合同・中国・伊予・筑邦・十八・親和・肥後・大分・宮崎・鹿児島・琉球・沖縄・名古屋・八千代 | 支払い日の6営業日前 | |
上記以外 | 前月20日まで | 当月4日まで |
一見すると、「表に載っていないとマイペイすリボは使えないのでは?」と思ってしまいますが、そんなことはありません。
ちなみに、私は締日が15日で支払日が翌月10日です。
支払口座は「イオン銀行」にしています。イオン銀行にしている理由は、イオンカードセレクトというクレジットカードを発行していると、普通預金金利が0.12%になるからなんですね。
イオン銀行は上記の表に名前が載っていないため、マイペイすリボの増額期限は前月20日までです。
カードの請求額が確定するのが大体25日とかになってくるため、マイペイすリボが使いにくいと思うかもしれませんが、案外何とかなっています。
というのも、クレジットカードを使ってそれが反映されるまでがかなり早いんですね。なので、15日にカードを使ったとしても、20日までにはある程度明細に載ってきます。
体感的に載るのが遅いなと思うのがETC使用料なのですが、これに関してはそこまで額が大きくないので、ETCを使った記憶があるけどまだ反映されていないという場合は、むしろその時点の請求予定額ギリギリにマイペイすリボの増額申請をしてしまえばいい話なので、そこまで不自由していません。
ボーナスポイントをマイルに変える
ボーナスポイントをマイルに変える場合、1ポイント=3マイルになります。(通常ポイントは10マイル)ですが、ソラチカカードを保有している場合、Gポイントルートをたどることで、1ポイント=4マイル程度まで還元率を上げることができます。
- 支払額に応じたボーナスポイント
- マイペイすリボによるワールドプレゼントポイント
はどちらのボーナスポイント扱いで、そのまま交換すると1ポイント=3マイルにしかならないため、Gポイントルートでの交換がおすすめです。
仮に、ボーナスポイントが1,000ポイントたまっている場合のポイント交換の流れがこちらです。
そのままマイルに交換すると、1,000ポイント=3,000マイルですが、Gポイントルートを使えば、4,230マイルになります。
Gポイントルートとは、ANA VISAワイドゴールドカードのボーナスポイントをGポイントというポイントに交換し、そのGポイントをソラチカカードのメトロポイントに交換します。その後、メトロポイントをマイルに交換するという流れです。
ポイントの交換については、こちらの記事を参照ください。
メトロポイントについてはこちらの記事を参考ください。
Gポイントルートを使わない利点
交換レートはGポイントルートの方がいいのですが、デメリットも二点あります。
- ANAマイルまでの交換期間が長い
- ソラチカカードからの交換が月に2万ポイントまで
ANAマイルまでの交換期間が長い
先ほどの画像をみていただければわかるのですが、最長で120日程度かかります。実際は締日などを意識すれば2か月かからずに交換できるのですが、それでも直接交換すれば10日とたたずにマイルに交換できるため、比較するとどうしても長く感じてしまいます。
ソラチカカードからの交換が月に2万ポイントまで
ソラチカカードからANAマイルへの交換は月に2万ポイントまでしかできないという制約があります。そのため、他の手段でメトロポイントを貯められる場合、ソラチカ渋滞に陥ります。貯めていても仕方がないため、ソラチカ渋滞に陥る方は、そのままマイルに変えてしまった方が有効活用できるかもしれません。
ANA VISAワイドゴールドカードに付帯する特典
それでは、ANA VISAワイドゴールドカードに付帯する特典も整理しておきます。
搭乗時ボーナスマイル
ANA VISAワイドゴールドカードでは、ボーナスマイルが25%もらえます。ANA VISAワイドゴールドカードを持っているだけで飛行機に乗った際のマイルが25%も増えるんです。
仮に、積算率100%の航空券でセントレア空港から那覇空港にフライトした場合、ANAカード類を持っていなければ809マイルですが、ANA VISAワイドゴールドカードを持っているだけで、25%のボーナスマイルを獲得することができ、余分に202マイルが手に入ります。
ビジネスクラスカウンター
国際線に乗る際に、エコノミークラスであっても、ビジネスクラスカウンターを使うことができます。ただし、カードを持っている本人だけしか利用できないため注意が必要です。
出張の場合はいいですが、夫婦で海外旅行をする場合などは使えないですよね。。。少なくとも私は使えないです(笑
空港内免税店でのショッピングが10%OFF
ANA一般カードの場合5%割引ですが、ANA VISAワイドゴールドカードであれば10%の割引となります。対象となる空港内免税店は以下の通りです。
成田空港
第1ターミナル 南ウイング ANA DUTY FREE SHOP、ANA DUTY FREE SHOP MEN
第1ターミナル 南ウイング 第4サテライト ANA DUTY & TAX FREE SHOP
羽田空港
国際線ターミナル 南側 TIAT DUTY FREE SHOP SOUTH
国際線ターミナル 北側 COSMETIC BOUTIQUE NORTH
(運営:全日空商事デューティーフリー株式会社)
関西空港
北ウイング ANA DUTY FREE SHOP
本館北側 ANA DUTY FREE SHOP LONGCHAMP・TUMI
那覇空港
国際線旅客ターミナル SHISEIDO 那覇空港店
空港内店舗「ANA FESTA」での割引
全国各空港にある「ANA FESTA」で1,000円(税込み)以上のお買い物の際、レジにてANAカードをご提示いただくと、代金が10%割引になります。
国内線・国際線の機内販売が10%OFF
ANA国内線、国際線およびエアージャパン便での1,000円以上の機内販売品のご購入時、ANAカードのクレジット決済金額が10%割引になります。
ドクターコール24
24時間・365日いつでも医師に電話で相談できます。不安だから病院に行きたいけど時間がないからいけないかなって時に便利ですね。素人判断が一番危ないといいますし、相談できるというのは大きなメリットかと。
ANA SKY コインへの交換レートが1.6倍
ANA VISAワイドゴールドカードを持っていると、ANA SKY コインへの交換レートが最大で1.6倍になります。
ANAマイルを使えば、ANAの特典航空券を手に入れて無料で飛行機に乗れますが、人気の期間・区間だと、なかなか特典航空券を取ることができません。しかし、通常の航空券ならまだ空きがあるというケースがあるため、そういう場合はANAマイルをANA SKYコインに変えてしまえば航空券を入手することができます。
その際の交換レートがANAマイレージカードでは最大でも1.2倍にしかなりませんが、ANA VISAワイドゴールドカードをお持ちであれば、1.6倍になります。
また、マイルを大量に貯めてANA SKYコインに変えることで、スーパーフライヤーズカード取得のための航空券に充てるというやり方もあります。
マイルの貯め方についてはこちらの記事を参照ください。
ANAゴールドカードで使える電子マネーは?
ANAゴールドカードのカテゴリには、5つの国際ブランドのカードが存在します。
- ANA VISAワイドゴールドカード
- ANA マスターワイドゴールドカード
- ANA JCBワイドゴールドカード
- ANAダイナースカード
- ANAアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード
国際ブランドによって使える電子マネーが異なるため、表にしてまとめておきます。
楽天Edy | PiTaPa | ID | QUICKPAY | |
ANA VISAワイドゴールドカード | ○ | ○ | ○ | |
ANA マスターワイドゴールドカード | ○ | ○ | ○ | |
ANA JCBワイドゴールドカード | ○ | ○ | ○ | |
ANAダイナースカード | ○ | |||
ANAアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード | ○ |
「すき家」など、ごくごくたまに、クレジットカード支払いはNGでIDかQUICKPAYでしか支払えないという飲食店も存在するため、IDやQUICKPAYが付いているに越したことはないですね。
そう考えると、VISA、マスター、JCBはいずれもIDないしQUICKPAYが使えるため、効率よくクレジットカードが使えそうです。
また、ソラチカカードを持っている場合、QUICKPAYの決済手段はソラチカカードで賄えるため、IDが使えるANA VISAワイドゴールドを持つ利点でもあるかと。
※補足ですが、ID、QUICKPAYは電子マネーのような扱いなのですが、チャージするわけではなく、使った分がクレジットカード使用分と合算されて請求されます。なので、電子マネーというよりかは、非接触のクレジットカードと言った方が正しいかもしれません。
スポンサーリンク
ANA VISAワイドゴールドカードが届いたらやること
ANA VISAワイドゴールドカードに申し込んでからやることは以下の4つです。
- カード裏面に名前を書く
- マイペイすリボの設定
- キャッシング枠の減額
- キャンペーンへの登録
カード裏面に名前を書く
これは絶対です。なにをおいてもまず先にカードの裏面に名前を書いてください。裏面に名前が書いていないカードは、盗難にあった際に盗難保険の対象とならず、不正利用された金額の全額を請求されることになるため、非常にリスクが高いです。
特に、ANA VISAワイドゴールドカードの場合、決済金額を多くした方が、決済金額に応じたボーナスもあるため、普段持ち歩く機会も増え、盗難・紛失のリスクも高いことが想定されるため、必ずカード裏面に名前を書くことを忘れないでください。
マイペイすリボの設定
マイペイすリボ利用でポイント二倍になるというのはご紹介しましたが、カードの初回請求時に年会費がかかります。この時点でマイペイすリボに登録していないと、年会費の割引を受けることができないため、カードが届いたらすぐに設定を行いたいところです。
同様に、WEB明細の設定もやっておきたいですね。マイペイすリボの登録とWEB明細の設定を行えば、ANA VISAワイドゴールドカードであれば、4,860円の割引を受けることができます。
この二つの設定はV-passから行えるため、実際はカードが到着する前にできます。私も、V-passの設定メールがカードが届く前にきたため、その時点で上記二つの登録変更を行いました。
※ただし、WEB明細の割引が受けられるのは2年目からになるため、初年度は設定をしても1,080円分の割引は得られません。
キャッシング枠の減額
カード申し込み時に何を選んだかによりますが、あまり意識していないとキャッシング枠が付帯している可能性があります。
海外キャッシングは便利なのですが、意図的にキャッシング枠を付けていない場合は、キャッシング枠は減額しておいた方がよろしいです。
クレジットカードのキャッシングを利用することの利点としては、海外キャッシングを行うことで、海外旅行などの際に急に現地通貨が必要になった際に対応できるというものですが、日本国内にいる限りは、金利の関係でキャッシングを利用するメリットはありません。
また、キャッシング枠が多いと、次にクレジットカードを発行する際に審査に通りにくくなる可能性があります。クレジットカードのキャッシング枠は現金の融資を受けられる枠なので、総量規制(年収の1/3までしかお金を借りることができない)に抵触する可能性があります。そのため、不要なキャッシング枠は減額して0にしておいた方がよろしいです。
また、カードの盗難にあった際に、キャッシング枠を使われてATMなどで現金を引き出された場合に、盗難保険の対象とならず、保障されないケースが多いため、リスクを抱えないという意味でも減額しておいた方が安全です。
キャンペーンへの登録
ANA VISAワイドゴールドカードでは、入会時にキャンペーンを行っています。大量マイルを獲得するチャンスなので、ぜひとも忘れずにエントリーしておきたいところです。
キャンペーン詳細については、次項で解説します。
スポンサーリンク
ANA VISAワイドゴールドカードのキャンペーン一覧
現在行われているキャンペーンは以下の通りです。
- 入会ボーナスマイル
- ANAカードリボ払いご利用キャンペーン
- ANA家族カードご入会・ご利用キャンペーン
- ANAカード「iD」ご利用キャンペーン
- ANA銀聯カードご入会・ご利用キャンペーン
ANAゴールドカード入会キャンペーン2016ANAカードマイルプラス加盟店キャンペーン
※下2つのキャンペーンは終わってしまいましたが、また同等のキャンペーンをする可能性はありますので、以前はこのようなキャンペーンがあったという履歴のために残しておきます。
入会ボーナスマイル
入会ボーナスマイルがプレゼントされます。
- ANA VISAプラチナ プレミアムカード:10,000マイル
- ANAワイドゴールド・ANAワイドカード:2,000マイル
- ANA一般・ANA VISA Suicaカード・ANA TOP&ClubQ PASMO マスターカード:1,000マイル
切り替えは対象になりませんが、ANAカードを新規に作成した場合は対象になります。また、家族カードでは対象になりません。
ANAカードリボ払いご利用キャンペーン
リボ払いを行うと、ボーナスポイントがもらえます。
- ご利用金額合計5万円(含む消費税等)以上:ワールドプレゼント500ポイント
- ご利用金額合計50万円(含む消費税等)以上:ワールドプレゼント1600ポイント
こちらのワールドプレゼントポイントは、通常ポイントなので、ANA VISAワイドゴールドカードの場合は、1ポイント10マイルになり、50万円以上使用すれば、16,000マイルを獲得できます。
対象期間
入会日 | カードご利用期間・エントリー期間 | ポイント付与時期 |
2016年9月1日(木)~11月30日(水) | 入会月を含む6ヵ月間 | 2017年6月下旬 |
2016年12月1日(木)~2017年2月28日(火) | 2017年9月下旬 | |
2017年3月1日(水)~4月30日(日) | 2017年12月下旬 |
後述する、iDご利用キャンペーンの請求分をマイペイすリボ払いにした場合、どちらも対象になります。
ANA家族カードご入会・ご利用キャンペーン
家族カードを発行し、利用するとワールドプレゼント500ポイントがもらえます。こちらも、通常ポイント扱いなので、ANA VISAワイドゴールドカードを発行していた場合、5,000マイルになります。
ANA VISAワイドゴールドカードの家族カードの年会費はWEB明細・マイペイすリボ設定で2,700円まで割引できるため、入会しておいた方がお得ですね。
こちらもキャンペーンエントリーが必要なので、Vpassから忘れずに行っておいてください。
>>ANAカードキャンペーンページ
対象期間などは、マイペイすリボキャンペーンと同様です。
ANAカード「iD」ご利用キャンペーン
iDを3万円以上利用すると、ワールドプレゼント500ポイントがもらえます。こちらも、通常ポイント扱いなので、ANA VISAワイドゴールドカードを発行していた場合、5,000マイルになります。
こちらもキャンペーンエントリーが必要なので、Vpassから忘れずに行っておいてください。
>>ANAカードキャンペーンページ
対象期間などは、マイペイすリボキャンペーンと同様です。
ANA銀聯カードご入会・ご利用キャンペーン
ANA銀聯カードを発行し、利用すると、ワールドプレゼント500ポイントがもらえます。こちらも、通常ポイント扱いなので、ANA VISAワイドゴールドカードを発行していた場合、5,000マイルになります。
こちらもキャンペーンエントリーが必要なので、Vpassから忘れずに行っておいてください。
>>ANAカードキャンペーンページ
対象期間などは、マイペイすリボキャンペーンと同様です。
ANAゴールドカード入会キャンペーン2016
※既に終了しています。
ANA側のキャンペーンとして、ANAゴールドカード以上に加入した場合、ボーナスでマイルがもらえます。
- ANAワイドゴールドカード:2000マイル
- ANA VISAプラチナ プレミアムカード:5000マイル
入会期間 | 2016年9月30日(金)~11月30日(水) |
カードご利用期間 | 2016年9月30日(金)~12月31日(土) |
エントリー期間 | 2016年9月30日(金)10:00~12月31日(土)23:59<日本時間> |
マイル付与時期 | 2017年3月下旬 |
キャンペーンにはエントリーが必要です。下のリンクからキャンペーンの申し込みができます。
>>ANAキャンペーンエントリーページ
ANAカードマイルプラス加盟店キャンペーン
※既に終了しています。
対象のANAカードマイルプラス加盟店で1万円以上のカード利用で500マイルがプレゼントされます。
入会期間 | 2016年9月30日(金)~11月30日(水) |
カードご利用期間 | 2016年9月30日(金)~12月31日(土) |
エントリー期間 | 2016年9月30日(金)10:00~12月31日(土)23:59<日本時間> |
マイル付与時期 | 2017年5月下旬 |
対象店舗 | セブン‐イレブン、ENEOS、大丸、松坂屋、阪急百貨店、阪急メンズ、阪神百貨店、髙島屋 |
こちらのキャンペーンにもエントリーが必要です。下のリンクからキャンペーンの申し込みができます。
>>ANAキャンペーンエントリーページ
スポンサーリンク
ANA VISAワイドゴールドカードで使えるラウンジは?
ANA VISAワイドゴールドカードが使える空港は以下の通りです。
北海道 | 新千歳空港 スーパーラウンジ/ロイヤルラウンジ |
函館空港 ビジネスラウンジ A Spring | |
東北 | 青森空港 エアポートラウンジ |
秋田空港 ロイヤルスカイ | |
仙台国際空港 ビジネスラウンジEAST SIDE | |
中部 | 新潟空港 エアリウムラウンジ |
富山空港 ラウンジ らいちょう | |
小松空港 スカイラウンジ白山 | |
中部国際空港 プレミアムラウンジセントレア | |
関東 | 成田国際空港 ビジネス&トラベルサポートセンター内ラウンジ/T.E.Iラウンジ |
羽田空港 第1旅客ターミナル エアポートラウンジ(中央)/(南・北) | |
羽田空港 第2旅客ターミナル エアポートラウンジ(南)/(北)/(北ピア) | |
羽田空港 国際旅客ターミナル SKY LOUNGE/SKY LOUNGE ANNEX | |
近畿 | 伊丹空港 ラウンジオーサカ |
関西国際空港 カードメンバーズラウンジ 「六甲」/「金剛」/「アネックス六甲」 | |
関西国際空港 カードメンバーズラウンジ 「比叡」 | |
神戸空港 ラウンジ神戸 | |
中国 | 岡山空港 ラウンジマスカット |
広島空港 ビジネスラウンジ もみじ | |
米子空港 ラウンジ DAISEN | |
山口宇部空港 ラウンジきらら | |
四国 | 徳島空港 エアポートラウンジ ヴォルティス |
高松空港 ラウンジ讃岐 | |
松山空港 ビジネスラウンジ/スカイラウンジ | |
九州 | 福岡空港 くつろぎのラウンジTIME/ラウンジTIME インターナショナル |
北九州空港 ラウンジひまわり | |
長崎空港 ビジネスラウンジ アザレア | |
大分空港 ラウンジ くにさき | |
熊本空港 ラウンジ「ASO」 | |
鹿児島空港 スカイラウンジ菜の花 | |
沖縄 | 那覇空港 ラウンジ 華 ~hana~ |
ANA VISAワイドゴールドカードを発行するということは、マイルを貯めて空港を利用する前提かと思います。自分の普段利用する空港で、利用できるラウンジの種類や、ラウンジがどこにあるのかなど把握しておきたいですね。
ANA VISAワイドゴールドカードに付帯する保険
旅行代理店などで海外旅行を申し込むと、旅行保険に加入することをオススメされますが、クレジットカードに付帯している保険で賄えるケースもあります。そこで、ANA VISAワイドゴールドカードに付帯している保険も確認しておきます。
適用条件 | 自動付帯 |
死亡・後遺障害 | 5,000万円(1,000万円) |
傷害・疾病治療 | 150万円(50万円 |
賠償責任 | 3,000万円(1,000万円) |
携行品損害 | 50万円(15万円) |
救援者費用 | 100万円(50万円) |
家族特約 | 括弧内が家族特約額 |
買物保険 | 年間300万 |
遅延保険 | 国内のみ |
見るべきポイントとしては、
- 自動付帯か利用付帯
- 傷害・疾病治療
自動付帯か利用付帯
クレジットカードの旅行保険は複数カードを所持していれば、「加算されるもの」と「最大補償額を適用されるもの」の2つがあります。ザクッと言うと、死亡保険が最大額適用で、それ以外は加算されていきます。
しかし、加算されるにも条件があります。それが、自動付帯か利用付帯かということです。
保険が自動付帯のクレジットカードであれば、そのクレジットカードを持っているだけで保険の効力を発揮しますが、利用付帯の場合、その旅行の代金の一部をそのクレジットカードで支払う必要があります。
ANA VISAワイドゴールドカードは自動付帯なので、もっているだけで効果が発揮されます。この点はさすがゴールドカードですね。ただし、保障自体が貧弱だったりします。
傷害・疾病治療
クレジットカードの旅行保険で最も着目すべきポイントは、傷害・疾病治療の補償額です。海外の治療費は高額になる可能性があるので、傷害・疾病治療補償額が少ないと、実費で請求される可能性があります。
- アジア:300〜500万
- ヨーロッパ:400〜600万
- オーストラリア:400万
- アメリカ:1000万以上
一番必要額の低いアジアでも300万はほしいところですが、ANA VISAワイドゴールドカードの傷害・疾病治療保険は150万なので、これだけでは全然足りないことになります。
そのため、その他の自動付帯しているクレジットカードを発行しておく必要があります。
あったらうれしい遅延保険
以前、私がサイパンに旅行したときに、ロストバゲージに合いました。ロストといいつつ、結局帰ってきたのですが、そんなときに入っておくとよかったなというのが遅延保険です。
ANA VISAワイドゴールドカードは国内旅行のみ対象で、保障もそこまで高くはないですが冬の北海道や台風の時期の沖縄に行く予定がある方は、一度補償内容を確認しておくといいかもしれません。
ちなみに、ANA VISAワイドゴールドカードの遅延保障はこんな感じです。
担保項目 | 補償金額 |
乗継遅延費用 | 2万円 |
出航遅延・欠航・搭乗不能費用 | 1万円 |
手荷物遅延費用 | 1万円 |
手荷物紛失費用 | 2万円 |
補償を請求するにも条件があります。
- 航空便に搭乗する前に被保険者がその料金を当該カードで支払った場合
- 被保険者がカード会社を通じて航空便の予約を行い、その料金を当該カードで支払った場合
- 宿泊を伴う募集型企画旅行に参加中で、被保険者がその料金を当該カードで支払った場合
なので、遅延保険のことも考えると、ANA VISAワイドゴールドカードの保険は基本は自動付帯ですが、ANA VISAワイドゴールドカードで航空券の代金は支払っておいた方が安全かもしれませんね。
そもそも、ANA VISAワイドゴールドを所持しているのであれば、航空券代はそれで払うと思うので、特に意識することもないかもしれませんが。。。
スーパーフライヤーズカード(SFC)を取るならANA VISAワイドゴールドカードから切り替えがオススメ
もし、スーパーフライヤーズカード取得を狙っているのであれば、事前にANA VISAワイドゴールドカードを発行しておくことをお勧めします。
理由は以下の2つ。
- カード切り替えなら審査がない
- SFCの中でVISAゴールドが最も年会費が安い
カード切り替えなら審査がない
スーパーフライヤーズカードもクレジットカードの一種です。なので、普通に発行しようと思えば審査があります。ゴールドカードであれば、審査は厳しくなるため、状況によっては落ちてしまう可能性もあります。
SFC修行には40~60万かかると言われています。それだけの費用を払ってスーパーフライヤーズカードを作れなかったら元も子もないです。しかし、ANA VISAワイドゴールドカードから、ANA VISAスーパーフライヤーズゴールドカードへの切り替えは審査がないため、安心してSFCの発行を行うことができます。
SFCの中でVISAゴールドが最も年会費が安い
スーパーフライヤーズカードはもっとも年会費が安いカードでもワイドカード扱いなので7,000円強かかります。マイル移行手数料を含めれば、15,000円を超えるのですが、ANA VISAスーパーフライヤーズゴールドカードであれば、三井住友カード特有の、「マイペイすリボ割引」と「WEB明細割引」を適用できるので、年会費が11,000円強程度まで安くできます。
スーパーフライヤーズカードの利点などについては、こちらの記事でまとめてありますのでよかったらご覧ください。
ANA VISAワイドゴールドカードのメリットまとめ
一通り説明していると長くなってしまいましたので、さいごにメリットについてまとめておきます。
- ANAカードの中で、還元率と年間維持費のバランスがいい
- マイ・ペイすリボとWEB明細を利用すれば年会費が4,860円安くなる
- ソラチカカードありでマイル還元率が1.4%~1.7%に
- 入会キャンペーンで25,000マイル以上獲得
- ANA FESTA・機内販売で10%OFF
- SFCを狙うなら必須
まとめといいつつ、結局全てを挙げてしまうと意味がないのでこのくらいで。
それでは!kekureでした!