【iPhoneユーザー】ANAの搭乗手続きの際はWalletでスキップサービスを使うのが便利!ただし落とし穴も・・・
2017/01/21
ANAの飛行機に乗る際の搭乗手続きってみなさんどうしてますか?
私も、最近までは、事前にネットで手続きして、二次元バーコードが付いた紙を印刷して持っていったり、手荷物を預ける際に係り員の人にチケットを発行してもらったりしていました。
しかし、iPhoneユーザーであれば、Walletという初めから入っているアプリに航空券のデータをそのまま入れることができて、手荷物を預ける際などにそのままそれを見せるだけでOKなサービスがあるのでご紹介いたします。
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目次
Skipサービスとは?
ANAによると、
となっています。
前提条件として、予約・購入・座席指定が必須条件ではありますが、チェックインなどをせずに保安検査場にそのまま行くことができるサービスです。
スキップサービスを利用しない場合、自動チェックイン機や窓口での搭乗券を受け取る必要がありますが、スキップサービスであればそれも不要です。
スキップサービスを利用する媒体
スキップサービスは、いくつかの方法で利用できます。
二次元バーコード | iPhone用Passbook・Wallet |
「ANAマイレージクラブ」アプリ デジタルカード | |
Androidスマートフォン用モバイル搭乗券 | |
iPhoneと連動してApple Watchに表示 | |
IC機能 | IC機能付ANAカード |
ANAマイレージクラブEdyカード | |
おサイフケータイ |
個人的にオススメなのが、iPhone用Passbook・Walletに二次元バーコードの情報を持たせる方法です。
使い方も簡単なので、まずは航空券を購入して、座席指定まで終えた段階から、どのようにWalletに追加するかの方法を確認しましょう。ANAのアプリからの操作方法を例に解説します。
Walletへの追加方法
まずは、購入して座席指定まで終えたら、ANAアプリ上で購入済みの航空券を選択します。すると、「Walletに追加」という青色のボタンがあるので、それをクリックします。
すると、次の画面で「Apple Walletに追加」というボタンが現れるのでそれをクリック。
その後、実際にWalletに追加される様式で表示されるので、右上の「追加」ボタンをクリック。
これでiPhoneのWalletに追加されます。
確認方法も簡単です。
まず、iPhoneのWalletアプリを開きます。すると、Walletに登録したパスやらなんやらが表示されます。
実際に使用する際は、段々に表示されているパスを選択すると、一枚だけ表示されるようになるため、これを荷物を預ける際や、保安検査場で提示すればOKです。
ICよりも二次元バーコードをオススメする理由
ICと二次元バーコードの2通りの方法がありますが、個人的には二次元バーコードを利用するのがおすすめです。
いつでも確認できる
Walletに入れておけば、圏外だろうと、機内モードであろうと、いつでも確認することができます。
飛行機に乗り慣れているひとであればいいのかもしれませんが、年間でそう何回も飛行機に乗る機会がない場合、飛行機に乗るのって結構緊張するものですよね。
なので、いつでも確認できるというのは心強いです。
また、スマートフォンで確認できるので、確認しやすいというのもありますね。数年前までは、スキップサービスの存在すら知らなかったので、紙に印刷して持参していたのですが、それを取り出すだけで一苦労でした。
紙だとなくしてしまう危険性もありますしね。
マイレージクラブ会員番号との紐づけ
これは特殊な例かもしれませんが、複数のマイレージクラブ会員番号を持っている場合、どのANAカードに航空券が紐づけられているのかよくわからないという不安要素があります。
私を例にすると、現在3つのマイレージクラブ会員番号を持っています。
- ANAマイレージクラブカード
- ANA TO Me CARD PASMO(ソラチカカード)
- ANA VISAワイドゴールドカード
の3つのカードに紐づくものです。
このうち、ANAマイレージクラブカードに紐づくものは、ANA TO Me CARD PASMO(ソラチカカード)を申し込んだ際に入力したので、ANA TO Me CARD PASMO(ソラチカカード)に紐づけられているため、実質的に今は2つのマイレージクラブ会員番号を所持していることになります。
本来であれば、自動的にANA VISAワイドゴールドカード統合されるものかと思ったのですが、どうもそうではないようです。
マイレージクラブ会員番号を複数持っている場合、番号を統合して、メイン番号とサブに分けることができるため、その処理を行い、ANA VISAワイドゴールドカードに紐づく番号をメインの番号にしました。
しかし、すべては統合されないようなんですね。すべてというのは、ANA TO Me CARD PASMO(ソラチカカード)のマイレージクラブ会員番号でログインした状態で、既に航空券を購入していたのですが、ANA VISAワイドゴールドカードの番号でANAにログインすると、航空券の予約が確認できないんです。
この状態での不安要素は2つあります。
- ボーナスマイルの積算率は?
- ICでスキップサービスを利用する場合はどちらのカードを使う?
ボーナスマイルの積算率は、ANAゴールドでは25%、ANA一般では10%なので、ANAゴールドの情報が反映されないと15%分だけ損なので、コレは電話でANAに確認しました。
結論から言うと、購入したときのマイレージクラブ会員番号に紐づくものがどのカードであれ、ゴールドカード所持という情報はANA側で把握できるので、ボーナスマイルの積算率はANAゴールドの25%が適用されるというものでした。
しかし、ICでスキップサービスを使う場合、ANA VISAワイドゴールドカードで搭乗手続きをしようとしたらエラーになる可能性があります。かといって、ANA TO Me CARD PASMO(ソラチカカード)で搭乗手続きをしたら絶対に大丈夫か?と言えば、そうでもないような気がします。
なので、複数のANAカードを所持した状態で、任意でマイレージクラブ会員番号の統合を行った場合などの特殊な場合は、二次元バーコードを使った方が安全かと思います。
・・・安全だと思っていました。SFC修行二回目を行うまでは。
スキップできないパターン
基本的な情報ですが、保安検査場を通過する際と搭乗する際には同じバーコード・ICで手続きする必要があります。
保安検査場を紙の搭乗券で抜けたら、搭乗手続きの際も紙でないといけません。Walletも紙もどちらも二次元バーコードですが、混在させることはできません。これは、実際に私がやらかしてエラーが出たので実体験済みです。
ただしこれは、保安検査場を通過する際と搭乗手続きを行う際に自分で気をつければ問題なく使えます。しかし、Walletでは気をつけていてもエラーになるケースがありました。
それは、SFC修行2回目で起こりました。
この日の旅程は、
セントレア空港→那覇空港→石垣空港→セントレア空港
という流れでしたが、問題が起こったのは那覇空港から石垣空港へ向かう便に搭乗するときのことでした。
那覇空港から石垣空港までは乗り継ぎということで、那覇空港で改めて保安検査を受ける必要はありません。セントレア空港で那覇空港→石垣空港の便の分も保安検査を受けた扱いになります。これは、セントレア空港で保安検査を受けた際に、黄色の紙の「保安検査証」が那覇空港→石垣空港の便の分も出てくる(二枚出てくる)ことからわかりますし、那覇空港に到着した際にANAカウンターで係員さんに聞いた際も保安検査を受けた記録は確認していただきました。
先ほども申しましたが、保安検査場を通過する際と搭乗する際には同じバーコード・ICで手続きする必要があります。セントレア空港では保安検査・搭乗手続きともに、Walletの二次元バーコードで行いました。那覇空港のANAカウンターで保安検査ができているか確認していただいたのも、Walletの二次元バーコードを渡して確認していただきました。
この条件であれば、「那覇空港から石垣空港への便」への搭乗手続きの際もWalletの二次元バーコードでないと搭乗手続きができないはずです。しかし、実際に私がWalletのバーコードをかざすとエラーになりました。
しかし、紙の搭乗券も発券していたのでそれをかざすと通過できました。未だに謎ですね。
セントレア空港の保安検査から、一貫してWalletの二次元バーコードで手続きをしていたのに、乗り継ぎ便の搭乗手続きには紙の搭乗券でないと手続きができないということでした。
こんなことがあると、怖くてWalletの二次元バーコードは乗り継ぎでは使いづらいですね。今後は何かあっても大丈夫なように、乗り継ぎ便では最後に手続きをしようかと思います(笑
さいごに
不安要素はありますが、特殊な場合を除けばiPhone一つで手続きができるので、Walletは非常に便利です。
個人的には、Walletに入れた航空券を見て、今後の旅行を思い浮かべながらニヤニヤするのが楽しいです。
それでは!kekureでした!