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ANAの旅割と特割の違いとは?

2016/11/24

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ANAの航空券にはいろいろ種類がありますね。その中でも、旅割と特割ってなんだかわかりにくくないですか?名前から推測すると、割引があるというのはわかりますが、ANAのホームページだけではわかりにくいところもあるため、まとめてみました。
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ANA航空券の運賃種類

ANA航空券にはそもそも国内線と国際線とで大きく運賃種別がわかれていますが、今回は国内線に絞って説明します。
まずは念のため、ANAの国内線航空券の種類を確認しておきます。

普通運賃 片道運賃
往復運賃
ビジネスきっぷ
お得な運賃 特割
旅割
その他の運賃 身体障がい者割引運賃
株主優待割引
介護割引
アイきっぷ

ある程度、これらの運賃の違いは推測できるかと思います。片道運賃が最も縛りがなく、最も高価な運賃だとすると、往復運賃は往復で予約した場合の運賃であるとか、株主優待割引は株主優待券が必要なのかなとか、名前から想像できるものが多いです。

しかし、旅割と特割はなかなかわかりづらいものがあるかと思いますので、次の章から違いを説明します。2つの比較対象として、適宜片道運賃も含めて、片道運賃、旅割、特割の違いを解説します。

補足
名前から推測しづらい航空券を補足しておくと、ビジネスきっぷはANAカード(クレジットカード)をもっていれば購入できる航空券で、アイきっぷは、沖縄・長崎などの離島に住んでいる方が利用できる航空券です。

旅割と特割の違い

運賃の割引額

もっとも違いを感じられるのが、この運賃の割引額です。高い順に並べると、
片道運賃>>特割>旅割といったところでしょうか。
そもそも、特割、旅割と言っていますが、正確には、

  • 旅割:「旅割75」「旅割55」「旅割45」「旅割28」「旅割21」
  • 特割:「特割3」「特割1」

と分類されます。

後ろに書いてある数字が大きくなればなるほど割引率も高くなります。例えば、下の画像をご覧ください。
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特割1はありませんが、それ以外は数字が大きくなればなるほど航空券の代金がやすいのが確認できるかと思います。

また、次の画像と比較するとわかるのですが、数字が大きくなればなるほど、土日などの需要が多いタイミングでも、値引き幅の縮小が少ない(そこまで高くならない)ということがわかります。

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特割3と旅割75の場合、平日でも土曜日でも金額は変わりませんが、それ以外の運賃では段階的に金額が上がっています。需要の多寡の見込みによって旅割の運賃は決められているため、土曜日などの需要が高そうな日程で航空券を取得する場合は、旅割75を利用したいところです。(そもそも、人気のある日程であれば、その時間の便を予約すること自体が難しいこともあるため、なおさら早めに予約しておきたいですね。)

ちなみに、2月はまだ片道運賃がいくらかは確認できませんが、1月の片道運賃は43,610円です。

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旅割75を使えば、約1/4の代金で航空券を取得できることになりますね。

予約後の支払いまでの猶予期間

旅割と特割では航空券の予約を行ってから支払うまでの猶予期間に差があります。

  • 旅割:予約日を含めて2日以内
  • 特割:予約日を含めて3日以内

となっています。

また、これらを組み合わせた場合は、支払いまでの猶予期間は長い方に合わせられます

例えば、セントレア⇔那覇の往復航空券を、

  • 往路:セントレア→那覇:旅割
  • 復路:那覇→セントレア:特割

で予約した場合、支払いまでの猶予期間は予約日を含めて3日以内になります。

さらに補足をすると、一度決まった猶予期間は、一部の便をキャンセルたとしても短くなることはありません。先ほどの便の復路の那覇→セントレアを航空券の代金を支払う前に取り消したとしても、往路分の支払い期限が2日に短縮されるということはありません。

普通席であれば、支払期限を意識することはないかもしれませんが、プレミアムクラスの場合、格安のプレミアム旅割28を予約する際に若干意識することがあるため、念のため補足させていただきました。プレミアムクラスを通常よりも早く予約する裏技がありますので、興味がおありでしたらご覧ください。

取消手数料

ANAの航空券を予約し、代金を支払ったものを取り消す場合、運賃種別に応じて所定の取消手数料を支払う必要があります。片道運賃、旅割、特割の3つを比較してみます。

解約日時 通常 旅割系 特割系
航空券購入後~搭乗日55日前 取消手数料なし 取消手数料なし 運賃の約5%相当額
搭乗日54日前~搭乗日45日前 運賃の約30%相当額
搭乗日44日前~搭乗日28日前 運賃の約40%相当額
搭乗日27日前~搭乗日14日前 運賃の約50%相当額
搭乗日13日前~出発時刻前 運賃の約60%相当額
出発時刻以降 運賃の約20%相当額 運賃額の100% ※旅客施設使用料(PFC)のみ返却
予約変更 可能 不可能

片道運賃は最も効果な運賃なだけあって、予約変更も可能で、取消手数料も不要とサービスはよろしいですね。旅割と特割は予約変更ができないという点では一致していますが、取消手数料は雲泥の差です。

旅割は搭乗55日前までは取消手数料はかかりませんが、54日前からいきなり30%もかかってしまいます。また、航空券の予約を取り消すのは、たいていが搭乗日に近い日ひなると思われるため、実際は50%~60%の取消手数料がかかってくることになるのではないでしょうか。

その点、特割であれば、出発時刻前までに取り消せば、一律手数料は5%なので、その点に関しては旅割よりも優遇されています。

指定できる座席に差はある?

旅割と特割で指定できる座席に差はあるのでしょうか?

2月22日の便で確認してみたところ、このような結果になりました。

特割 旅割 空席

結果としては、特割でも旅割でも指定できる座席に差異はありませんでした。

飛行機に乗ることで貯まるプレミアムポイントというものを貯めると、ANAの会員ステイタスが上がり、ブロンズメンバー・プラチナメンバーといった、ANA上級会員になることができるのですが、ANA上級会員は航空機に乗る際に開放されている座席が平会員よりも多く優遇されているため、来年SFC修行をしている最中、ブロンズ・プラチナメンバーになった際は、指定可能座席がどの程度広がるかも追記したいと思います。

マイルの積算率

旅割と特割では、マイルの積算率は異なるのでしょうか?

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ANA国内線利用運賃一覧表によると、特割は運賃種別が運賃5で、旅割は運賃種別が運賃7になっており、マイルの積算率はともに75%で変わりません。

しかし、右端の搭乗ポイントが、特割は+400ポイントとなっています。搭乗ポイントとは、飛行機に乗ることでもらえるプレミアムポイントの搭乗ボーナスを意味しています。

マイルとプレミアムポイントの違いについて

飛行機に乗ると、マイルとプレミアムポイントがもらえます。マイルは特典航空券を入手して無料で飛行機に乗るという用途がありますが、プレミアムポイントはただ貯まるだけで、そのポイントを消費して何かを手に入れるというものではありません。

プレミアムポイントが一定数貯まると、ANAの上級会員になることができます。3万Ptでブロンズメンバー、5万Ptでプラチナメンバー、10万Ptでダイヤモンドメンバーになります。上級会員になるとさまざまなサービスを受けることができるとともに、プラチナメンバー以外は、SFC(スーパーフライヤーズカード)を手に入れることもできます。

SFCを手に入れるために、1日に何度も飛行機の乗ったりすることをSFC修行ともいいますが、SFC修行をするのであれば、搭乗ポイントは非常に重要になってくるので、旅割と特割では、400Ptの搭乗ポイントがあるというのは覚えて置いて損はないかと思います。

SFC修行についてはこちらで記事にしておりますので、よろしければご覧ください。

旅割Xとは?

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2017年1月10日(火)~2017年1月25日(水)搭乗分限定で発売された旅割の一種です。

発売期間は「10月27日(木)午前0:00~11月11日(金)午後11:59」なので、すでに予約することはできませんが、旅割の中でもっとも安く航空券を入手することができました。

注意すべきはプレミアムポイントの積算率が50%になってしまうということです。SFC修行に利用できるか!?と騒がれた時期もありましたが、旅割・特割に比べ、25%も落ちてしまうため、使えません。

しかし、ANA上級会員に興味がないのであれば(SFC修行をしないのであれば)、航空券自体は割安で手に入るため、次回もし旅割Xがまた売り出されたら狙ってみるのもよろしいのではないでしょうか。

旅割と特割の違いまとめ

  1. 運賃の割引率:旅割の方が安い
  2. 支払いまでの猶予期間:旅割:2日、特割:3日
  3. 取消手数料:特割は一律5%、旅割は段階的に30%~60%、出発後は両者100%
  4. 指定できる座席に差はない
  5. 特割ではプレミアムポイントの搭乗ボーナス(400Pt)がある

観光旅行で利用するのであれば、早めに旅割75を予約したほうが圧倒的に得になります。片道運賃の1/4は破格です。

ただし、予定変更になる可能性があるのであれば、特割で予約しておくのが無難かもしれません。出発前までは取消手数料5%なので、まだ被害は少なくて済みます。

SFC修行であれば、基本的にはプレミアムクラスを利用するのが効率がいいので、普通席の便を活用することはないかもしれませんが、那覇⇔石垣など、プレミアムクラスの設定がない経路であれば、今回の記事も役に立つかもしれません。

ちなみに、SFC修行で那覇⇔石垣を利用する場合、旅割と特割の運賃の違いは千円強程度です。しかし、特割では搭乗ボーナスの400Ptが付与されるため、那覇⇔石垣を利用するのであれば、特割を利用したほうがPP単価が下がるのでオススメです。

20万マイル

年間20万マイル

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