ANA航空券を手数料なしで通常よりも57時間早く確保する方法と特殊条件下で手数料を一切払わずにP旅割28を二週間前に予約する方法!
SFC修行をしていると、プレミアム旅割28を少しでも早く確保したい!と思いますよね。通常よりも二週間早く航空券を確保する方法があり、それは以前紹介しました。
今回は、二週間ほど早く確保しなくても大丈夫そうだけれど、解禁日の9:30は張り付く余裕はないという方にオススメな方法です。
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目次
二週間早く取得する方法の2つのデメリット
キャッシュの一時的な喪失
二週間早く予約する方法とは、1便目をキャンセルするつもりで予約し、その便に追加する形でメインの旅程を組み込む方法です。しかし、キャンセルするといえども、ANAでは航空券代金の支払いは購入日を含めて2~3日以内のため、キャンセルする予定の便に対しても支払いを行う必要があります。
クレジットカードの場合は後日返還されますが、一時的には請求が上がり、その分引き落とされますし、ANA SKYコインで購入した場合も、一時的にスカイコインの残高が減るわけですから、ぎりぎりで計画を立てている場合は計画が狂う可能性があります。
払戻手数料
ANA航空券の払戻には、一律430円の払戻手数料が必要になります。これは、取消手数料の有無にかかわらずかかるものです。そのため、二週間早く予約する裏技を使うと、基本的に430円は支払う必要があります。
払戻手数料を払わないためには?
払戻手数料を支払う必要があるのは、支払ったお金を返してもらうための手数料です。逆に、お金を払わなければ払戻手数料は必要ないということになります。
ANA航空券の支払期限
ANA航空券は予約から3日以内に支払う必要があると明記されています。これは、片道運賃など、予約変更ができる便の場合です。
しかし、プレミアム旅割28では支払期日が2日になっています。旅割などの予約変更のできない便では支払期限も短くなっています。
三日後に取り消しても大丈夫なプラン
このような予約をしたとします。一便目は捨て便なので、片道運賃ならどこでもいいです。残りの二つが本命です。片道運賃を利用すれば、3日後までに支払いをすれば問題がありません。支払をしていなければ払戻手数料が発生しないため、支払期日の9:30から起算して、約57時間前から手数料を一切支払うことなく、プレミアム旅割28を予約することができます。
1便目には、片道運賃(一番左の列の運賃)の便を持ってくることをお勧めします。旅割の場合、支払期限が2日以内になってしまい。プレミアム旅割28も2日以内なので、結局2日以内に支払う必要があります。しかし、片道運賃の場合、予約日を含めて3日以内に支払えばいいため、当該予約にかかる運賃も、予約日から3日以内に支払えばいいことになるため、片道運賃がお得です。
- 旅割:2日以内に支払→33時間前から予約可能
- 片道運賃:3日以内に支払→57時間前から予約可能
また、1便目はどの日程であっても大丈夫です。プレミアム旅割28の予約する日の何日前とか何日後とかは関係ないため、予約日の3日先以降で、片道運賃の席が空いている日ならなんでも大丈夫です。
予約取り消しの流れを確認しておきます。
まずは予約確認画面から取消画面に移ります。そこで、一便目の「削除する」ボタンをクリックします。
確認画面に移行するため、そちらで1便目が削除されることを確認して「確認ボタン」をクリック(表示されてませんが画面下部にあります)。
すると、結果画面では確かに削除されていることが確認できます。
- 片道運賃:3日以内に支払
- プレミアム旅割28:2日以内に支払
この場合、34時間~57時間前に予約した場合、プレミアム旅割28の支払期日は過ぎているため、残りの予約はどうなるの?という疑問があるかと思いますが、確認したところ、問題なく予約が生きていることが確認できました(予約期日が変わることはありませんでした)。
このように1便目を取り消したら、残りの二便に対して支払いを行います。すると、手数料を一切支払うことなく最大57時間前に航空券の予約をすることができます。また、支払い行為を行う前であっても座席指定をすることは可能なので、予約解禁時に取り合いになることなく余裕を持って座席を決めることができます。
予約できる段階になったからって1便目を取り消しても大丈夫なの?とお思いになるかもしれませんが、ANA平会員の私でも実際にこの方法で航空券を購入できたので問題なく誰でもできます。
フライトに違和感
先ほどの画像に違和感を覚えた方はいらっしゃらないでしょうか?先ほどのフライト予約を文字に起こすと、最終的には、
- セントレア→那覇
- 石垣→セントレア
となります。
4便予約できて、1便目はダミー予約でつぶれるとしても、なぜ那覇→石垣を入れておかないのか?という疑問が生まれるかと思います。
予約忘れではありません。これは、手数料不要の二週間前予約のための布石です。
普通席を第一便に
1月19日の那覇→石垣は別で予約します。といっても、これだけで予約するのではなく、さらに向こう二週間のフライトを一緒に予約することが可能になります。
例えばこんなフライトです。
那覇→石垣は1月19日のフライトと組み合わせるために予約するのですが、他の二つは全く別で使うために予約します。同じタイミングとして予約するだけなので、同じ旅行で使う必要はないためこのような予約の仕方をしても全く問題はありません。購入した航空券をiPhoneのWalletに入れてみるとわかるのですが、航空券のパスは搭乗日単位でソートされるため、使用するときは該当のバーコードを表示すればいいだけですし。
1月19日の那覇→石垣のフライトは基本として、予約日から二週間先までプレミアム旅割28を予約することができます。普通ならキャンセル前提で予約する一便目を別のフライトと組み合わせることで、このサイクルを作ることができます。
普通席しかないルートをたどるなら単独で可能
今回は分割して予約しましたが、セントレア→那覇→石垣→セントレアのように、普通席限定のフライト(那覇→石垣)が含まれている場合、1便目に普通席限定のフライトを持ってくることで手数料なしで予約が可能です。
予約の流れとしては、
- 那覇→石垣を予約(普通席)
- セントレア→那覇を予約(プレミアム旅割28)
- 石垣→セントレアを予約(プレミアム旅割28)
という順番になりますが、確認画面ではフライト順になりますので安心してください。
余談
フライトを探していたら、こんなものを見つけました。
1月25日の普通席の予約状況なのですが、08:35 - 11:05 ANA301便が全て埋まっています。36,510円もする特割ですらキャンセル待ちです。
しかし、同日のプレミアムクラスは、、、
なんと6席もまだ空きがあります。特割もプレミアム旅割28もどちらも変更ができない航空券なので、同じ条件であれば、半額以下の値段で、倍以上のサービスを受けられるプレミアム旅割28の方が圧倒的にお得です。払戻手数料430円を払ってもなお特割の方がダブルスコアで高いですし。
旅割55だと9,200円なので、価格を重視するなら旅割55という選択はわかりますが、特割とプレミアム旅割28を選べるなら誰もがプレミアム旅割28を選ぶことでしょう。しかし、特割のキャンセル待ちが出ているほど需要がある原因としては、
- プレミアム旅割28を規定の二週間前から予約できることを知らない
- そもそも、プレミアムクラスという選択肢がない
- プレミアム旅割28がお値打ちということを知らない
のいずれかといったところでしょうか。
ブログをやってるので、こういった人にこそ知っていただきたいのですが、まだまだ知名度がありません(泣
コツコツ頑張ります。