ハピタスの案件消化のために!私がアイネット証券(FX)のループイフダンで30万通貨取引した時のやり方を解説!
2016/11/07
ハピタスからFX口座を開設するとポイントがもらえます。今回紹介するのはアイネット証券で、ハピタスから登録すれば21,000円分のポイントがもらえました。
目次
ハピタスでポイント獲得
ハピタスで21,000円分のポイントは魅力的ですが、条件がけっこうきつい上に、普通のFX取引とはちょっと毛色が違うため、条件クリアの方法がわかりにくい印象です。
そのため、FX初心者でも案件をクリアするために、簡単な手順書を作成してみました。
スポンサーリンク
取引画面までは自力で
アイネット証券の口座開設が終わると、簡易書留でログインIDが郵送されてくるため、そのIDでアイネット証券にログインします。パスワード問い合わせなどを何回かする必要があるため、多少時間はかかりますが、同封されている手順書の通りにやれば、ループイフダンの取引画面までたどり着くのは難しくないでしょう。
入金金額はいくら?
はじめに入金する金額ですが、私は10万円で行いました。理由は、ループイフダンでのドル円の1万通貨単位の必要証拠金が5万弱のため(レバレッジ25倍)、10万円あれば、買いと売りの両方のループイフダンを動かせられると考えたからです。
取引する時間帯
取引を行う時間帯としてオススメなのは、午前中です。なぜなら、為替相場が大きく動くのは、ロンドン時間とニューヨーク時間なので、それより前であれば流動性が低く、相対的に損失が大きくなりにくいという考えがあるからです。
ただし、ループイフダンもなれれば1回の取り引きにかかる時間は1分もかからないので、そこまで時間帯にシビアになる必要もないかもしれません。
それでも、統計情報が発表される時間帯は避けたほうが無難です。
こちらが、経済指標カレンダーなのですが、星が4つ以上付いているイベントの時間帯は避けたほうが安全です。特に、FOMCや雇用統計は相場が大きく動く可能性があるので絶対に避けるべきです。
ループイフダン取引画面
ループイフダンの取引画面はこんな感じです。
この画面で触るのは「ループイフダン注文」(赤で囲った部分)と「ポジション照会」(青で囲った部分)の2つだけです。※取引回数を確認するために、「約定取引明細」を触ることはあります。
取引手順
では、取引手順です。流れとしては以下のようになります。
- ループイフダンを設定する
- レートが動くと注文される(ポジションができる)ので決済
- 手動決済するとループイフダンが解除されるのでまた1へ戻る
ポジションとは?
ポジションとは、通貨を買っている、もしくは売っている状態のことを意味します。株に例えると、ある株を100株買うと、「100株買っている状態」になりますよね。
この買っている状態のことを「ポジションを持っている」といいます。
また、このポジションを解消することを「決済する」といいます。
スポンサーリンク
ループイフダンの設定
ループイフダンの設定はこの画面の赤の部分のボタンを押すとできます。
ボタンを押すとポップアップ画面が表示されます。
この画面では、ループイフダンの注文を行うのですが、ここでやることは、「売買システムの設定」と「取引数量の設定」です。
売買システムの選択
売買システムに関しては以下の種類があります。
この中で選ぶべきは、「最もスプレッドが狭いもの」かつ「100pips間隔のもの」です。
赤で囲ったものは、「ループイフダンB100(USD/JPY)」と書いてありますが、これは、通貨が「ドル円」で、Bは買い、100というのは100pips間隔(1円間隔)でポジションを増やすという意味です。
私は「ドル円」の通貨を選んだのですが、その理由は、手数料が一番安いからです。
買いと売りのレートの差をスプレッドというのですが、その差が一番狭いのがドル円です。スプレッドが広いと、それだけアイネット証券にこちらが支払う額が大きくなることになるので、最もスプレッドの狭いドル円を選びました。
※実際には手数料ではないのですが、手数料という認識で問題ないでしょう。
「100pips間隔」というのは、ドル円の場合、1円間隔でポジションを持つという意味です。
ループイフダンでは、ループイフダンを設定したレートから、少しでも動くとポジションが発生するため、100pipsでも15pipsでもなんでもいいのですが、相場が大きく動いたときに、保有ポジション数の設定をもし間違えていた場合、複数のポジションができてしまうため、一番間隔の広い100にしておくのが安全かと思います。
取引数量
こちらは、私は10を選択しました。
デフォルトは1なのですが、1は1,000通貨単位の取り引きとなるため、30万通貨までは300回同じことを行うことになり、手間が増えるだけなので10にしました。
※流れを把握するために、始めは1でやってみるというのは全然アリです(^^)/
売買システムと取引数量を選択したら、「次へ」をクリックします。
保有ポジション数の選択
次は、保有ポジション数の選択です。
ここでは、最大でいくつのポジションを持つか選択できるのですが、ここは必ず1にしました。相場が急変して、乱高下を繰り返した場合、変なポジションを持ってしまう可能性があるため、1にしたほうが安全です。
デフォルトでは、最大の数で表示されるので、1にするのならば数量を変える必要があります。
これで、「確認」を押せばループイフダンの設定は完了です。
※手動で決済すると、ループイフダンの設定が解除されるため、再度この設定は必要になることだけ覚えておいてください。
スポンサーリンク
ポジションの獲得から決済の流れ
ループイフダンの設定が完了すれば、あとはレートが動けばポジションが発生します。
ポジションの決済自体は上の画像の青枠で囲った部分から行うことになるため、青枠の部分をクリックして画面を開いておくといいでしょう。※クリックすると、画面がせりあがってきます。画面遷移ではないです。
ポジションの決済
レートが動くとポジションができるので、損失が広がる前に、すぐに決済注文をします。青枠の部分をクリックしておけば、保有ポジション一覧のところに、先ほどできたポジションが表示されるため、それをクリックします。
すると、自動で決済注文画面に移ります。
ここでやることは、
- 「他注文取消」にチェックを入れる
- 「注文」ボタンを押す
の2つです。
「他注文取消」にチェックを入れるのは、私がやっている時に、これにチェックを入れないとポジションの決済ができなかったからです。取引数量10でやってるのに、決済数量を選べないので、強制的にこれでポジションを解消するしかなかったです。
注文ボタンを押すと確認画面になり、そこでも注文ボタンを押すと以下の画面になります。
「ループイフダンの設定が解除されますよ」っていうアラートなので、そのまま無視して「OK」ボタンを押して、再度「注文」ボタンを押してください。
しかし、これだけではまたこの画面に戻ってきます。
決済注文を確定したはずなのに、また前の画面に戻ってくるため、先ほどと同じ流れでもう一度決済注文を確定させます。すると、こんどはきちんと注文が確定され、以下の画面になります。
これで、一連の流れが終了して、1万通貨分の取引が終了したことになります。
スポンサーリンク
手動決済するとループイフダンは解除
手動決済をすると、ループイフダンの設定自体は解除されてしまうため、また1番目のループイフダンの設定から行う必要があります。これを1万通貨で行えば、30回繰り返せば30万通貨なので、晴れて条件クリアでハピタスからポイントがもらえます。
10万円より多くのお金を入金していたら、それだけポジションを多く持てるので、少ない回数で終わることができます。
ハピタスからのポイントは、条件さえ達成すればすぐにもらえます。実際にもらった際の経緯をまとめた記事を参考記事として載せておきます。
さいごに
条件がわかりにくいですが、システムとしては悪くないかと思います。スプレッドこそかなり広いですが、その分自動で注文をし続けてくれるのは、作業量が単純に減るためメリットかと。
当初こそ多少ディスるようなことを書きましたが、レンジ相場でのループイフダンの威力はすさまじいです。10月の始めくらいからループイフダンを使っているのでそろそろ1ヵ月になります。
案件消化のための損失が6,900円弱でした。10万円預け入れたので93,100円ほどの残額でしたが、1ヵ月ユーロ円の80pips幅で売り・買い両方のループイフダンを1,000通貨単位で動かしたら、ある程度取り戻すことができました。
有効証拠金が97,000円程度なので、現在の保有ポジションの損失を差し引いても、4,000円程度は取り戻せた計算になります。アメリカ大統領選挙が控えているのでこのままポジションを保有し続けるのは危険なので、手じまいするかは悩むところですね。
結局、ループイフダンって片方向に動くと同じくらいのポジションを持つので、どの時点でやめるにしても、結局は損失を抱えている状態でやめることになるんですよね。なので、ある意味損切りをするという意識自体が不要なのかもしれません。
※今回掲載したやり方は、私が実際に実行した方法なので、その通りにやれば、過大な損失が発生することは考えにくいですが、万が一額の損失を負ったとしても当ブログでは責任を負いかねます。