クレジットカードを発行するならポイントが消えないカードの方がお得?
2016/10/26
クレジットカードのポイントは1年で消えてしまうものもあれば、ポイントが永久に消えないものもあります。
目次
ポイントの期限
クレジットカードのポイントの有効期限はクレジットカードによって異なります。
有効期限の短いクレジットカード
有効期限の短いクレジットカードの代表格は「Orico Card THE POINT(オリコカードザポイント)」ですね。有効期限がなんと1年しかありません。
しかし、その代わりにポイント還元率が非常に高いです。
年会費無料なのに、基本の還元率が1%です。さらに、オリコモールを経由すると還元率が上乗せされます。例えば、ネット通販のAmazonをオリコモール経由で利用すれば、還元率2.0%になります。
有効期限の長いクレジットカード
有効期限のないクレジットカードの有名どころといえば、以下の2つかと思います。
- セゾンカード
- ダイナースクラブカード
セゾンカードは年会費無料のものもありますが、年会費とポイント還元率は比例するため、年会費無料カードの場合、還元率は期待できません。
ダイナースクラブカードは、還元率こそ1%で等価でマイルに交換できますが、年会費が22,000円+税かかるのと、マイルに移行する場合、年額で6,000円+税がかかること、年間で8万マイルが交換上限です。
有効期限は一長一短
有効期限はながいものもあれば短いものもあるため、期限の長短ではなく、利用目的に応じてカードは決めるべきです。
ANAマイルに変える場合
例えば、私はクレジットカードで得たポイントは全てANAマイルに交換するので、選ぶとしたら、マイルに交換した時に率がいいクレジットカードになります。
年会費無料のクレジットカードであれば、年間30万円利用で年会費が無料になるJACKSエクストリームカードが最も還元率がいい(1.35%)ですし、年会費がかかってもいいなら、ANA VISA ワイドゴールドカードが還元率1.71%で最も還元率が高くなります。
※エクストリームカードでマイル還元率を1.35%にしようとすると、ソラチカカード(というクレジットカード)が必要になります。
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とりあえず汎用性の高さを求める
ポイントの用途は決めていないけどとりあえずカードがほしい。という場合は、楽天カードがオススメです。
年会費は無料ですし、ポイントも、1年間に1回でもクレジットカードを使えば延長されるため、実質無期限と同じです。
楽天ユーザーじゃないと、楽天カードは損?と思うかもしれませんが、楽天を使わなくとも十分利用価値はあります。
また、ポイントが使いやすいのも利点です。
楽天で商品購入に使えるほか、サークルKなどの楽天ポイントカードが利用できる店舗であれば、楽天カードで貯めたポイントを実店舗で使うこともできます。
なので、私のようにマイルを貯める目的がない方は、楽天カードにして、家計の足しにしてしまうのもありかと思います。
さいごに
クレジットカードを使うのであれば、せっかくならポイントをうまく活用したいものです。
有効期限が無期限の方が使い勝手がいい印象がありますが、有効期限が短いほうが得てしてポイント還元率が良かったりもします。
どのカードを使うか?の基準としては、有効期限の長さなどよりは、獲得したポイントを何に使うかで決めたいところです。
ポイントをそのまま電子マネーなどに交換するのであれば、ポイントの有効期限よりも、採点交換ポイントを貯めるのに必要になると予想される期間の方が短ければ、ぶっちゃけポイント有効期限なんてあってないようなものです。
また、マイルに変える場合であれば、ANAマイルは有効期限が3年なので、クレジットカードの有効期限+マイルの有効期限で考えることができますし。