ふるさと納税のワンストップ特例申請書を修正したい場合はどうする?住所と生年月日を間違えたため、2つの自治体に電話で確認してみました!
2021/01/05
ふるさと納税・・・自己負担2,000円で高価な品が手に入るお得な制度ですが、みなさん活用されておりますでしょうか。
かくいう私も、今年初めてふるさと納税を行ったのですが、案外やってみると簡単なものです。
簡単簡単と思ってサクサク申し込みをしていたら、ミスった部分があったので、書類の修正方法などを対象自治体に電話で確認した経緯を報告します。
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目次
楽天で行うふるさと納税
書類の修正方法・・・の前に、まずは楽天でふるさと納税を行う場合のステップを確認します。
楽天でふるさと納税を行う場合、
- 年間所得額からふるさと納税可能額を算出
- 楽天でふるさと納税と検索して返礼品を探す
- 気に入った商品を普通に購入
- 送られてくるワンストップ特例申請書に記入して返送
たった4ステップでふるさと納税が完了してしまいます。
あとやることとしては、送られてくるおいしい返礼品をいただくことと、次年度に住民税が控除されるので、前年度よりも少ない住民税ににやにやすることくらいですね。
ふるさと納税をするなら、楽天でやるのが個人的に最も得ができると思います!もしやるのであれば、買い回りポイント10倍セールの時がオススメです!
ワンストップ特例申請書
こんなに簡単にふるさと納税ができるおおきな要員として、ワンストップ特例申請制度というものがあります。
これまでは、ふるさと納税で住民税(と所得税)の控除を受けるためには確定申告が必要だったのですが、ワンストップ特例制度ができたおかげで、確定申告が不要となったためハードルがかなり下がりました。
ワンストップ特例制度とは、
- 確定申告をする必要がない
- ふるさと納税を行う自治体が5つ以下
の2つの要件に該当する場合のみ利用することができるという条件があるのですが、ワンストップ特例申請書をふるさと納税を行う自治体に提出することで、確定申告を行わずに翌年度の住民税の控除を受けることができる制度です。
自治体に提出したワンストップ申請書をもとに、納税先の自治体から、今住んでいる自治体に向けて申告情報の共有を行うことで、翌年度の住民税が控除される仕組みです。
(総務省HPより)
ワンストップ特例申請を利用するには?
今年私は和歌山県有田市と宮崎県都農町にふるさと納税を楽天から行いました。ワンストップ特例制度を利用する場合注意したい点として、「ワンストップ特例制度を利用する」というボタンにチェックを入れることです。
以前はコンボボックスから選択する方式で、デフォルトで「ワンストップ制度を利用しない」となっていて注意が必要だったのですが、UIが改善されていますね。
※2017年11月3日現在、確認したところ、デフォルトで「ワンストップ制度を利用しない」となっておりました。もしかすると、商品によってデフォルトでの選択が異なる可能性があるため、制度を利用する場合は、ワントップ制度を利用するにチェックを入れる、もしくは相当するものを選択し忘れないよう注意が必要です。
(以前の画面)
ワンストップ特例申請書に不備がある場合は?
不備があるってどゆこと?って思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実は私は2つの大きなミスをしていました。
- 楽天に登録した生年月日がでたらめ
- 送付先と請求先が逆になっていた
楽天に登録した生年月日がでたらめ
楽天に登録したのはいつなんでしょうか。今となっては覚えていません。大学生のころだったとは思うのですが、その時は適当に生年月日を入れていたみたいです。それがあだとなりました。
今までは、楽天に登録した年齢が重要な要素になることはなかったので全く気が付かなかったのですが、ワンストップ特例申請書には、しっかりと生年月日が記載されます。
本人確認書類として個人番号カードなり、通知カードと免許証なりのコピーを添付するので、それらの書類と相違があれば書類の不備をみなされてしまうため、修正が必要になりました。
送付先と請求先が逆になっていた
こんなことになるのは自分しかいないのではないかと思うのですが、自分が今住んでいる家ともともと住んでいた実家は徒歩数分のところにあるのですが、日中は今住んでいる家には人がいなくなるため、ふるさと納税の商品は実家に届けて受け取ってもらいつつ、ワンストップ特例申請書は住んでいる家に届くようにすればいいやんって考えていたのですが、逆にしていたようです。
しかも、有田市・都農町の両方で同じミスをしていました。なので、生年月日と住所を両方のワンストップ特例申請書で間違えていたことになります。
公文書ってどう直したらいいの?二重線でいいの?でも住所とか間違えているのって訂正で大丈夫?新しい様式に書いたほうがいい?と、次々と疑問がわいてきました。和歌山県有田市のホームページには、ワンストップ特例申請書の様式がダウンロードできるようになっていたので、それに書き直したらいいかなとも思ったのですが、念のために聞いてみました。
聞いてみた
ということで、和歌山県有田市と宮崎県都農町に電話で聞いてみました。回答としては、
和歌山県有田市
「二重線で修正して、訂正印を押してもらえれば問題ない。」ということでした。実際に、二重線で訂正して送付したところ、受付証が返送されてきました。また、受付証もあらたなものを作成していただいたみたいで、記載されている住所は今住んでいる家の住所になったものが届きました。
宮崎県都農町
「二重線で修正して、訂正印を押してもらえれば問題ない。ただし、受領証は新たに作成しないので、異なる住所のままになる。」との回答でした。
こちらに関してはまだ送付していないので何とも言えないですが、電話での返答がそういうことだったので、おそらく受付証は新たに作成してもらえることはないでしょうね。ただ、受付証は特になにかに使うこともないので、問題がないといえばないのですが。
本来の受付証
上の画像は、ワンストップ特例申請書のテンプレなのですが、こちらの赤のラインより下の部分が本来の受付証となる部分です。
和歌山県有田市の場合は、全く別の用紙が送られてきたのですが、宮崎県都農町の場合は、おそらくこの下の部分が切り離されて送られてくることと思います。
宮崎県都農町から受け付け証が届きました
個人番号をコピーするのが手間でなかなか送りませんでした。
1/10には到着していないと受け付けてもらえないため、重い腰を上げてコピーをして送付しました。
電話で確認した限りでは、受付表は修正されないという話でしたが、送付された受付表は、住所等を修正したものではなく、正しい住所で再度作成していただいたものを送付していただけました。
しかも、受付日が12/29という。私が住んでいるところの役所は12/28までのはずなのに、まさかの29日も営業しているんですね。お疲れ様です。という私は30まで仕事でしたが・・・
ワンストップ特例申請書を修正するには?
ワンストップ特例申請書を修正するには?ということの回答は、
二重線+訂正印でOK
となります。ただし、自治体によって扱いが違う可能性があるため、和歌山県有田市・宮崎県都農町以外のワンストップ特例申請書を修正する際は、念のために確認することをオススメします。